ロシアが原産の猫、サイベリアン。
寒さを凌ぐためのふわふわモコモコの冬毛は本当に立派なものです…。
しかし日本でサイベリアンを飼育する上で「サイベリアンの冬の暖房、空調ってどうすれば良いの?」と感じる飼い主さんは少なくないよう。
そこで今回の記事では、冬の寒い時期にサイベリアンに暖房や空調が必要なのか?という点についてまとめていこうと思います!
冬の寒い時期、サイベリアンに暖房は必要?
結論から言うと、冬の寒い時期にサイベリアンがいる空間を温めるかどうかは、その子の年齢や様子に合わせてあげるのが良いと言えます。
というのも、サイベリアンの誕生したシベリア地方は冬の気温がマイナス50度にもなることもある地域。
しかし日本であれば、真冬でも室内気温が0度を下回ることは珍しいですし、たまに0度以下になったとしてもマイナス50度には到底届きませんよね。

原産地の極寒の環境で生き抜いてきたことを考えると…
私たちが「寒い」と思う温度は、サイベリアンにとっては全然大丈夫な温度なのかもしれないですよね。
とはいえ日本の温かい環境に慣れている子や、代々ブリーダーさんのもとでぬくぬくと育ってきた子もいますよね。
当然、現地の野生のサイベリアンと比べると寒さの感じ方に違いがある可能性も十分考えられます。
つまり‥ペットとして飼っているサイベリアンであれば「その子の様子にあった環境づくり」をしてあげるのがベストだと言えそうです。
子猫なら、ある程度の温度管理をしてあげることも視野に
サイベリアンに限らず、まだ身体が小さい・冬毛の量が十分ではなさそうなサイズの幼い子猫はある程度保温してあげた方が良いかもしれません。
身体が小さい・毛量が少ない=十分に体温をキープできない恐れがあるからです。
- 寝床に毛布を入れてあげる
- 室温が10度を下回るようなら、少し調整してあげる
こんなイメージでOK!とブリーダーさんからは伺いました。



子猫がこたつに潜り込んだりする場合は寒いのかもしれませんね。
普段の行動をしっかり観察してみましょう!
成猫なら過度な保温は不要かも。その子の様子を見ながら調整でOK
身体が大きく冬毛がしっかりとしている成猫であれば、その子の様子をみて判断しましょう。
- 飼い主の布団に潜り込んでくる→少し寒いのかも?
- 冷たいフローリングでひっくり返って寝ている→寒いと感じてはなさそう
こんな感じで判断できると思います。
我が家のサイベリアンの冬の様子
補足として我が家のサイベリアンの様子を書くと、おそらく冬の室内・無暖房の部屋でも寒いと思って居なそうです。笑
なので、猫のために特別温かい場所を用意することはしない方向になりました!
- ケージ3段目の寝床に毛布を多めに置くと、翌朝絶対に落とされている
- 湯たんぽをおくと別の場所で寝ている
- あったかベッドには絶対に入ってくれない
- こたつやストーブの温かい場所には近寄ってこない
- 真冬でも、窓際フローリングで伸びて寝ている
↑こんな感じだったので、特別な保温は不要と判断しました。笑



ポカポカ系のものは基本的に嫌いなようです。
以前買っていた雑種の猫ちゃんとは正反対で、やはり種類の差をかなり感じます・・。
ちなみに、冬の室内の気温は
- 昼間:人がいるので暖房をつけて18度前後
- 夜間:人がいないリビングで猫のみ就寝。無暖房で、どんなに下がっても室温は0度ほど
このような感じで、とくに問題なく3シーズン目を迎えます。
まとめ
サイベリアンは極寒の地シベリアの生まれであるため、寒さに強いというのは実際飼っていてかなり感じます。
とくに寒さに対応できる身体が出来上がっていている成猫は、特別な保温対策は不要というのが一般的な考えのようです。
しかし猫ちゃんの感じ方には個体差がありますし、中には寒く感じてしまったり体調を崩してしまったりする子もいるかもしれません。
ですので「サイベリアンだから寒さ対策が不要」と考えるのではなく、「その子に合った温度・環境調整をしてあげること」を意識していきましょう!
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