サイベリアンは、ロシアの極寒地・シベリアが原産の猫。
寒さから身を守るため、体温が下がりにくい大きな身体とふわふわ・モコモコな被毛が特徴です。
しかし、サイベリアンの飼い主さんの中には「思ったよりも毛が少ない・長さが出ない…」と不思議に思っている方もいるのではないでしょうか。
そこで今回の記事では、サイベリアンの毛が短い・伸びないときに考えられる原因4つをご紹介していこうと思います。
サイベリアンの毛が短い・伸びない!考えられる理由4つ
サイベリアンの毛が短い・伸びない時に考えられる原因は、主に以下の4つがあります。
①夏毛だから短く見える
サイベリアンは季節によって被毛の長さや量が変わります。
他の猫ちゃんと同じように換毛期がありますので、夏は身体から熱を逃すためにも冬毛が抜け、コンパクトな夏毛に生え変わります。
このため、夏場はモコモコ感が減り毛が短く見えることがあります。
②個体差の問題:毛量・長さには個体差がある
サイベリアン猫の毛の長さや量は、個体により大きく差があります。
特に遺伝的な要素や成長段階なども影響を及ぼし、毛の質や長さに違いが現れます。

長毛・毛量MAXの両親から生まれた猫ちゃんは毛量が多い!
もちろん逆もありますよね。
ペットショップからお迎えする場合はこの子の両親を見ることができないため、なんとも言えないことが多いかもしれません。
対してブリーダーさんからお迎えしている場合、パパ・ママ猫を見ると大体どのくらいの毛量になるか、ゴールが見えるかと思います。
多少毛量が少ない子だとしても、その個性として受け入れてあげましょう。
③長期にわたって温度管理がされている部屋で飼育している
ここ十数年ほどで、日本でペットと暮らす上では1年中空調管理をすべき!という風潮がありますよね。
もちろん夏場は以前と比べると気温が上がっており熱中症の危険があるため、猫ちゃんの体調不良を防ぐためにもクーラーは必須。
冬は冬で寒いですので、暖房を入れる必要があります。
しかし、1年中しっかりと空調管理をした部屋で飼育されているペットが「換毛が従来通り正しく行われなくなってきた」という話も結構あるようです。



事実日本はシベリア地方よりも暖かいですし、冬も暖房やコタツなど暖を取りながら生活しているサイベリアンも多いでしょう。
本来換毛は「気温の変化から身体を守るためのもの」ですので、全体的に暖かく、過ごしやすい温度で1年中管理されていれば換毛の必要性が薄まってしまいます。
毛量が思ったより増えない…という場合、このような背景も原因の一つとして考えられるかもしれません。
③フードの問題:被毛にまで栄養が足りていない
サイベリアンの毛が思うように伸びない場合、フードの問題も考えられます。
栄養バランスが偏っていたり不足していると、体の内側から被毛の健康を保つことが難しくなります。



実際我が家の猫も、フードを変えた途端貧相な被毛になってしまいました。。泣




フードはサイベリアンの飼育にとって必要不可欠なランニングコストになります。
もちろん、コスパの問題もありますので安いに越したことはないかもしれません。
しかし!短期ではあまり感じられなくても、やはり「食べ物」は長期的に身体に大きな変化をもたらします。
ある程度の水準のフードをあげて、ふわふわ・モコモコの被毛をキープしてあげてくださいね。
フワモコ被毛を目指す日記はこちら


サイベリアンの毛をふわふわ・モコモコにしたいなら。フード変更・改善を検討!
ここまで「サイベリアンの毛が短い理由」を解説してきましたが、1番手軽に取り入れられる方法が「フードの変更と改善」です。


- 身体の健康に配慮したフード
- 被毛の健康に特化したフード
などが販売されていますので、猫ちゃんの好き嫌いを試しつつも取り入れてみることをお勧めします!
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