サイベリアンはその優れた体力と美しい長毛で多くの飼い主から愛されています。
しかし、一部の飼い主からは「飼うのが大変」という声も聞かれたり、ネットサーフィンをしていると「サイベリアン 大変」などの検索ワードを目にすることがあります。
サイベリアンの一般的な性格は「温厚で優しい、飼いやすい猫」と言われています。
実際にどのような点で大変と感じられるのでしょうか?
本記事では、サイベリアンの飼い主が「サイベリアンの飼育における大変なポイント」を5つ紹介します。
サイベリアンを飼うことを検討している方は、ぜひ最後までチェックしてみてください。
サイベリアンの「飼育上の大変ポイント」5選
飼育上の大変ポイントですが、「サイベリアンだから」というよりも「長毛種だから」「大型猫だから」と言った理由が大きいです。
飼い主のライフスタイルにより大変なポイントはかなり左右されると思いますので、以下の5つの点をしっかりと押さえておきましょう。
①長毛なので、毛玉予防のため毎日のブラッシングは必須
サイベリアンは長毛種であり、その美しい毛並みは飼い主の魅力の一つです。
しかしその長い毛は毛玉ができやすいため、日々のブラッシングが欠かせません。
とくにお腹や足の付け根など!
1日、2日放置するだけで毛玉ができていることがあります。
換毛機となる春と秋の抜け毛の多い時期にはもちろんなのですが、サイベリアンなどの長毛猫の場合ブラッシング=デイリーケアとして考えましょう。
②トイレの時に毛が汚れやすいので、定期的なシャンプーやお尻の毛カットが必要
長い毛は美しいだけでなく、トイレの時に汚れやすいデメリットもあります。
とくに汚れが毛に絡まると、舐めて汚れを取る自己清潔行動だけでは取り除くことが難しい子も。
ストレスにならない程度に定期的なシャンプーをしたり、場合によってはお尻周りの毛をカットしてあげることも考えましょう。
入浴させるのが大変な場合は、トイレに行った後ドライシャンプーでお尻を拭いてあげるだけでもかなり違うと思います。
③肉球の隙間の毛がとにかく伸びる!簡単なカットケアも必要
サイベリアンの毛が長いのは、首周りや尻尾だけではありません。
肉球の隙間からもどんどん毛が伸びてくるんです。
肉球周りに毛があると肉球が覆われてしまうため、足の滑り止め効果が失われます。
滑りやすくなって足腰を痛めたり、転んでしまったり、汚れたりする可能性があるため、定期的にカットする必要があります。
ホームケアとしてバリカンで刈ることもできますが、不安な場合は動物病院やトリミングサロンなどにお願いしましょう。
サロンにお願いすると、足裏カット+爪切り+耳のお手入れで3,000円くらいが相場。
コスト的にはバリカンを買ってホームケアする方がお得です♪
コスパ◎!肉球・お尻周り・身体全体カットにも
④よく食べるため餌の減りが早い
サイベリアンは非常に活発で体格も大きいため、食事の量も多くなります。
そのため飼い主としては、餌の減りが早いと感じるかもしれません。
1日の給仕量目安は、そのフードによっても違うため確実な数値ではありませんが…
- 3kgの猫→50g/日
- 6kgの猫→100g/日
こう考えると、一般的な〜3kgサイズの猫と比較して、10kgまで成長することがあるサイベリアンは倍くらいの量の餌を食べる可能性もあります。
小型の猫ちゃんを飼ったことがある方は、餌の減りスピードに驚くかも。
餌を切らさないよう、注意しましょう!
⑤それなりの運動量確保が必要。身体が大きいのでキャットタワーは頑丈なものを
サイベリアンは活発で運動量も多いです。
したがって、飼い主としては彼らの運動ニーズを満たしてあげる必要があります。
十分な運動量を確保するため、遊んであげる時間を毎日作れるのがベストですね。
また、身体が大きいため一般的な据え置きキャットタワーではサイズオーバーで揺れる・倒れる危険性があります。
突っ張り式のものや大型猫用の安定したものを揃えてあげるのが良いでしょう。
まとめ
今回紹介した通り、サイベリアン猫の飼育は確かに一部大変な面もあります。
しかし「飼いづらい」と言った意味の大変さではないため、そこまで致命的なデメリットになることは考えづらいでしょう。
ケアが大変という意味では、日中不在にしがちな方は長毛猫の飼育のハードルは少し高いかもしれません。
- 長毛猫に十分なホームケアをしてあげられるか
- 自分のライフスタイルに合っているか
この点をしっかり確認しながら、サイベリアンのお迎えを検討してみてくださいね!
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