長毛猫であるサイベリアンは、その被毛を健康的に保つために短毛猫よりもこまめなブラッシングが大切です。
しかし中には、ブラッシングを嫌がる猫ちゃんもいるでしょう。
そこで今回の記事では、サイベリアンがブラッシングを嫌がる原因と対処法を解説します。
サイベリアンがブラッシングを嫌がる原因
サイベリアンがブラッシングを嫌がるとき、以下のような原因が考えられます。
①ブラッシングそのものに痛みがある
ブラッシングそもそもに痛みがあり、嫌がっている可能性があります。
ブラッシングで痛みが出る原因としては、
- ブラッシングアイテムが硬すぎる・尖っている部分がある
- 毛玉ができていて引っかかる
などが考えられます。
②ブラッシングに慣れていない・トラウマを抱えている
ブラッシングに慣れていない、または過去にブラッシングで痛みを感じたトラウマを抱えている場合も、ブラッシングを嫌がる原因になる可能性があります。
こういった場合は、無理やりやるのは絶対にNG。
ページ下部で解説している対策方法で様子を見ながら「ブラッシングは怖くない」ということを教えてあげる必要があります。
③体調が悪い・触られると痛みがある
体調が悪い、または触られると痛みがある時もブラッシングを嫌がることが多いです。
皮膚の病気や外傷がある場合はもちろん、身体に痛みや不調があると人から触られること自体を嫌がることがあります。
いつもと様子が違うことがあれば、ブラッシングケアよりもまず体調を優先して動物病院にかかるようにしましょう。
サイベリアンがブラッシングを嫌がる時の対処法
続いて、サイベリアンがブラッシングを嫌がる時の対処法を確認していきましょう。
ブラッシングアイテムを変えてみる
ブラッシングアイテムが硬すぎる、または愛猫にとって不快な感触を持つものだと嫌がる可能性があります。
無理やり続けるとトラウマを受け付ける原因にもなってしまうため、無理せずに一度違うタイプのブラッシングアイテムを試してみることをおすすめします。
毛玉を探して切り落とす
毛玉がある場合、ブラッシングでは取り除くことが難しいのがほとんどです。
毛玉は手で感じることができますので、まずは毛玉を探し、はさみで切り落としてあげてください。
難しい場合はふたりでやったり、トリミングサロンにお願いするのが安心です。
おやつをあげながらブラッシングをする
ブラッシングを楽しい経験にするために、おやつをあげながらブラッシングをすることもおすすめです。これにより、ブラッシングを好きな経験と結びつけることができます。
体調が悪い・痛みがありそうならまず病院へ
体調が悪い・身体が痛そうな場合は、ブラッシングをすることでさらなる痛みやパニックを引き起こす可能性があります。
上でも少し触れましたが、このような場合はブラッシングは注意しして動物病院にかかりましょう。
対応が難しい場合、バリカンで毛量と毛の長さの調整をすることも視野に
サイベリアンがブラッシングを全くさせてくれない場合、
- 毛玉だらけになってしまう
- グルーミングだけでは汚れが落としきれず、蓄積されてしまう
ということが考えられます。
このケースでは、バリカンで毛量と毛の長さの調整をすることも視野に入れてみてください。
ただし、むやみやたらに刈るのはNG。毛は体温調節のためにも必要なものです。
これは最後の手段と考え、必要なときのみ実行するようにしましょう。
まとめ
「猫ちゃんがブラッシングをあまりさせてくれない…」と悩む飼い主さんは多いと思いますが、サイベリアンがブラッシングを嫌がる場合、まずはその原因を探ることが大切です。
原因がわかれば解決方法も見えてきますよね!
無理せず、その子にあったペース&アイテムでデイリーケアとしてブラッシングを取り入れてあげてくださいね。
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